街路樹の原状回復費など 愛知県がビッグモーターに負担命じる

中古車販売会社「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が枯れている問題で、愛知県は、西尾市内の店舗前の街路樹の原状回復などの費用として、会社側に128万円余りを負担するよう命じました。

「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が各地で枯れている問題を受け、愛知県が、不自然に街路樹が枯れたことが確認された西尾市の店舗前の土を詳しく調べた結果、県が過去に使用していない除草剤の成分が検出されました。
会社側も除草剤の使用を認めたことなどから、県は、会社側の行為が街路樹を枯れさせたとして、道路法に基づいて、会社側に土壌調査の費用や街路樹の原状回復の費用などあわせて128万7000円を負担するよう、1日付けで命じました。
費用の納入期限は今月16日で、県は、納入が確認でき次第、復旧工事を始め、年度内には街路樹を元どおりにしたいとしています。