ジブリパークに「もののけの里」オープン 愛知 長久手

スタジオジブリの作品の世界を表現した愛知県長久手市の「ジブリパーク」に、1日、新たなエリアの「もののけの里」がオープンしました。

「もののけの里」は、「ジブリパーク」の4つ目のエリアとして、映画「もののけ姫」に登場する里山の風景をイメージしてつくられました。
午前10時のオープンの1時間前には、グッズを身につけたファンや家族連れ、およそ90人が開園を待ち望んで列を作っていました。
最初の来場者となった安城市の30代の女性は「きょうは朝5時半に起きて来ました。映画の世界が現実にあるのがまだ信じられず、楽しみです」と話していました。
オープンに先立って行われた式典では、ジブリパークの宮崎吾朗監督が「個人的にいちばん気に入っているエリアで、ゆったり楽しんでください」とあいさつしたあと、テープカットが行われました。
訪れた人たちは、全長9メートルの「タタリ神」のオブジェの前で写真を撮ったり、体験学習施設「タタラ場」で中部地方の山間部の郷土料理「五平餅」づくりを体験したりしていました。
4歳の娘と一緒に訪れた三重県の女性は「『もののけ姫』が好きなので、販売開始日にチケットを取って楽しみに来ました。映画の序盤と同じ、里山の風景を感じることができてとてもよかったです」と話していました。
「もののけの里」のチケットは、ほかのエリアとセットで販売されていますが、すでに今月分は完売していて、現在は来月と来年1月分が販売されています。