トヨタ 上半期の世界生産台数505万台余で過去最高

トヨタ自動車の今年度上半期の世界生産台数は505万台余りと、半導体不足が解消しつつあることなどから、年度の半期として過去最高になりました。

トヨタが発表した今年度上半期の実績によりますと、世界生産台数は505万8248台で、昨年度の同じ時期に比べ12.8%増加しました。
半導体不足が解消しつつあることや、北米、ヨーロッパ、アジアの工場の生産能力を増強したことなどによるもので、年度の半期として過去最高となりました。
このうち、国内の生産台数は昨年度の同じ時期と比べて31.5%増加した一方、EV=電気自動車の普及が急速に進み、販売が伸び悩んでいる中国の生産台数は7.3%減少しました。
一方、世界全体の販売台数も517万2387台と、昨年度の同じ時期より9.1%増加し、年度の半期として過去最高でした。
トヨタでは「納車までの期間が長くなっていて、お客様にご迷惑をおかけしているので、短い納期で車をお届けできるよう生産体制の効率化、最大化を図っていきたい」としています。