津 幼稚園児が盲導犬と交通ルール学ぶ

子どもたちに盲導犬への理解を深め交通ルールを学んでもらおうと、津市の幼稚園で交通安全教室が開かれました。

津市の高茶屋幼稚園で開かれた交通安全教室には、4歳から6歳の園児18人が参加しました。
30日は、はじめに盲導犬を育成するための募金およそ21万円が県の交通安全協会から中部盲導犬協会に贈られました。
このあと交通安全教室が開かれ、園児たちは盲導犬協会の職員から盲導犬は目が不自由な人を安全に誘導する役割があることや、盲導犬が白い胴輪を付けているときは仕事中で、声をかけたり触ったりしないことなどを教わりました。
このあと、子どもたちは室内に設置された横断歩道の模型を使って、盲導犬の啓発活動を行う「PR犬」と一緒に安全に横断歩道を渡る練習をしていました。
参加した6歳の女の子は「横断歩道では右や左を見て、信号を見てから渡ります」と話していました。
三重県交通安全協会の眞弓学安全対策部長は「子どもたちに交通安全の意識を持ってもらい小さい子どもの事故がなくなるよう活動していきたい」と話していました。