名古屋港水族館で飼育するベルーガの「ナナ」 妊娠確認

名古屋港水族館で飼育されているクジラの仲間、ベルーガの「ナナ」の妊娠が確認され、順調にいけば来年5月から7月ごろに出産となりそうです。
ベルーガは体が白いことからシロイルカとも呼ばれ、北極圏とその周辺の寒い海に住んでいるクジラの仲間です。
名古屋港水族館では現在4頭のベルーガが飼育されていて、今回妊娠が確認された「ナナ」は2007年7月に名古屋港水族館で産まれました。
名古屋港水族館によりますと、今回、繁殖に成功すれば、水族館で産まれたベルーガの出産としては、国内で初めてだということです。
現在妊娠7か月とみられ、順調にいけば来年5月から7月に出産となる見通しです。
神奈川県から来たという30代男性は「初めて見ましたが思ったよりも大きくてびっくりしました。無事に産まれたらまた見にいきたいです」と話していました。
また、静岡県から子どもと訪れたという夫婦は、「妊娠しているのが見かけでわからなくてびっくりしました。無事に産まれてきてほしいです」と話してました。
飼育を担当している小串輝さんは「エコー検査で胎児の動きも確認できて順調に成長しています。出産に向けて体調を万全に整えられるよう私たちもサポートしていきたい」と話していました。