ドラゴンズ 亜細亜大の草加投手を1位指名

プロ野球のドラフト会議が行われ、ドラゴンズは2回目の1位指名で亜細亜大学の草加勝投手を指名し交渉権を獲得しました。
ことしのプロ野球のドラフト会議は4年ぶりに関係者が東京都内のホテルに一堂が集まり観客も入る中で開催されました。
打線が低迷し2年連続で最下位となったドラゴンズは立浪監督が前日に明言していたとおり、ENEOSの強打者、21歳の度会隆輝選手を1位で指名しましたが、DeNAとロッテと指名が重複したため3球団による抽せんとなり、立浪監督がくじを引いて外しました。
そして2回目の1位指名では亜細亜大学の草加投手を指名し、ここでもロッテと競合しましたが立浪監督が抽せんの結果、交渉権を獲得しました。
草加投手は細身ながら最速153キロのストレートと豊富なスタミナが持ち味の右ピッチャーです。
岡山県出身で創志学園では2年夏に現在、プロ野球・阪神に所属する同学年の西純矢投手とともに甲子園に出場しました。
亜細亜大学では、2年春のリーグ戦からベンチ入りし、3年秋のリーグ戦では7試合に登板して2勝負けなし、防御率0.29の成績で最優秀防御率のタイトルと敢闘賞を受賞しました。
さらにことし春のリーグ戦では、登板した9試合のうち6試合で完投し、6勝3敗、防御率1.52の好成績をマークして、最優秀投手賞とベストナインに選ばれました。