盗撮で逮捕・起訴された教諭 懲戒免職 愛知県教委

愛知県教育委員会は、勤務先の中学校で、女子生徒のスカートの中を小型カメラで盗撮したとして逮捕・起訴された64歳の教諭を20日付けで懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職となったのは、弥富市内の市立中学校に勤務していた社本功教諭(64)です。
愛知県教育委員会によりますと、教諭は、ことし6月、定年退職後に任期付きの教諭として勤務していた中学校で、女子生徒のスカートの中を、スリッパに隠した小型カメラで盗撮したとして、愛知県迷惑行為防止条例違反の罪で逮捕・起訴されました。
盗撮されたことに気づいた生徒が別の教諭に報告したことで発覚したということで、教諭は県教育委員会の聞き取りに対し「1週間で6、7人の生徒をあわせて10回盗撮した。盗撮した映像は家で見ていた」などと話しているということです。
教諭は、卒業生から寄付を受けて学校で保管していた女子生徒の制服を盗んだ罪でも起訴されているということです。
県教育委員会は「県民の信頼を損ない、深くおわび申し上げます。事実を重く受け止め、注意喚起に努めます」としています。
このほか、愛知県は、道路占用許可などの33件の事務で、上司の決裁なく、不正に公印を使用したとして、尾張建設事務所の51歳の主査を停職1か月の懲戒処分にしました。
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