名古屋市で市民団体などがガザ地区への攻撃停止を訴え

イスラエル・パレスチナ情勢が緊迫の度合いを増す中、パレスチナの人たちの人権保護を訴える市民団体などが昨夜、名古屋市中心部に集まり、ガザ地区への攻撃をやめるよう訴えました。

昨夜、名古屋市・栄のデパート前に集まったのは、パレスチナの人たちの人権保護を訴える市民団体や、SNSなどを通じて呼びかけに応じたアラブ諸国出身の人たちなど、あわせておよそ120人です。
参加者たちはイスラエルによる報復攻撃でガザ地区の住民の犠牲が増え続けることに懸念が高まっているとして、「ガザを攻撃するな!」と書かれた横断幕を掲げたり、「今すぐ停戦」などと声をあげたりして攻撃をやめるよう訴えました。
また、ガザ地区の現状を記したチラシを通行人に配るなどして、現在も攻撃が続き、住民の犠牲が増える恐れがあることを訴えていました。
活動を主催した1人の金城美幸さんは、「パレスチナの現状を市民に向けてアピールするために活動を行いました。名古屋でも自分の身近な場所で声を上げ、多くの人に、緊迫するイスラエル・パレスチナ情勢への問題意識を持ってもらいたい」と話していました。