トヨタ工場稼働停止 19日以降の稼働について18日午後判断

トヨタ自動車は取引先の生産設備のトラブルで部品の調達ができないため、18日もグループ会社を含め国内7つの工場の11の生産ラインで稼働を停止しています。
代わりの調達先の検討などを急いでいて、19日以降の稼働については18日午後、判断するとしています。

16日、愛知県豊田市にあるトヨタの取引先のばねメーカー「中央発條」の藤岡工場でばねを乾燥させるための設備が爆発する事故があり、トヨタは部品の調達ができなくなりました。
このためトヨタでは17日、国内の一部の工場の生産ラインが停止し、18日も豊田市にある高岡工場や堤工場など、グループ会社を含め国内7つの工場のあわせて11の生産ラインが終日稼働を停止しています。
「中央発條」によりますと、生産に影響が出ているのは路面から車への衝撃を緩和する「コイルばね」という部品だということで、会社では現在、ほかの工場などで代替生産に向けた準備を進めているということです。
トヨタでも代わりの調達先を検討するなど復旧に向けた対応を急いでいて、19日以降の稼働については18日午後に判断するとしています。