東海道新幹線 喫煙ルームを来年春にすべて廃止へ

JR東海は、東海道新幹線の車内にある喫煙ルームを来年春にすべて廃止すると発表しました。健康志向の高まりや喫煙率の低下が理由だとしています。

東海道新幹線には、現在、3号車と10号車、それに15号車のデッキにあわせて3か所、喫煙ルームが設けられていますが、JR東海によりますと、来年春にすべて廃止することを決めたということです。
廃止の詳しい時期は明らかになっていません。
喫煙ルームを廃止した後、空いたスペースは非常用の飲料水を配備する場所として活用し、災害時の対応強化につなげたいとしています。
JR東海によりますと、東海道新幹線の喫煙ルームは2007年に設置され、当初は車内にあわせて4か所あったということですが、2020年の春に今の3か所に減っていました。
喫煙ルームの廃止について、JR東海は、健康志向の高まりや喫煙率の低下が理由だと説明しています。