若者支援者養成研修で意見交換 愛知県生涯学習推進センター

さまざまな困難を抱える若者の支援に携わる人材を養成するための研修が行われ、参加者たちが、これまでに学んだことや気づきについて意見交換しました。

愛知県生涯学習推進センターは、不登校やひきこもりのほか、「居場所がない」と感じるなど、さまざまな困難を抱える若者の支援に携わる人材を養成しようと、ことし8月から研修を行ってきました。
最終回の15日は、およそ30人の参加者がグループに分かれて、これまでの研修を通じて学んだことや気づきなどについて意見交換しました。
この中で、参加者は「支援の対象者と支援者は尊厳を重んじた同じ目線の対等な関係性が重要だと分かった」とか、「支援の前に信頼関係を築くことが大切だと感じ、支援者側からの何気ない会話や声かけの必要性を学んだ」などと話していました。
そして、研修の最後には参加者に修了証が交付されました。
愛知県生涯学習推進センターの小杉正樹センター長は「参加者からは今後も支援団体で活動したいという声もあり、うれしい。居場所がない子どもや困難を抱える子どもたちへの支援が増えるといいと思うので、引き続きこうした研修を続けていきたい」と話していました。