愛知県警 瀬戸警察署庁舎の建て替えで契約ミス

愛知県警察本部は、瀬戸警察署の庁舎の建て替えに伴い、評価点数を誤って集計して本来契約すべき業者とは別の業者と契約していたと発表しました。
愛知県警は契約を解除し、今後、本来契約すべき業者と改めて協議を進めることにしています。

愛知県警によりますと、老朽化などを理由に建て替えが決まっていた瀬戸警察署の庁舎の設計業者を選定する審査の手続きで、職員が提案書の評価点数を誤って集計していたということです。
このため本来、点数が最も高かった業者と契約を結ぶべきだったのに、別の業者と契約を結んでしまったということで、県警は11日この業者との契約を解除したと発表しました。
愛知県警は今後、本来契約すべき業者と改めて協議を進めることにしていて、現段階では瀬戸警察署の庁舎の建て替え時期などに影響はないとしています。
愛知県警はチェック体制の強化を図るなど再発防止に努めるとした上で、「関係の皆様に多大なご迷惑をおかけし深くおわび申し上げます」とコメントしています。