藤井八冠の地元 愛知県瀬戸市では祝福と喜びの声

藤井聡太さんの地元、愛知県瀬戸市では、ファンたちがくす玉を割って、八冠達成を祝いました。

藤井さんの地元、愛知県瀬戸市の「せと銀座通り商店街」では店舗のシャッターを将棋盤に見たてて対局をリアルタイムで再現する“シャッター大盤”が用意され、ファンたちが勝負の行方を見守りました。
最終盤では一手指すごとにどよめきが起き、午後9時ごろ、藤井さんの勝利が決まると大きな歓声と拍手が巻き起こりました。
バンザイをしたあと、くす玉を割ってファンたちが喜びを分かち合いました。
地元の70代の夫婦は「劣勢になってドキドキしましたが、逆転してくれてうれしかったです。夢をありがとうと伝えたいし、この勢いで活躍を続けてほしい」と話していました。
地元の8歳の男の子は「勝った時はうれしくて、気持ちがよかった」と話し、男の子の母親は「喜びもひとしおです。子どもたちには藤井さんのようにあきらめない気持ちを持ってほしいです」と話していました。
“シャッター大盤”を企画し、応援を続けてきた商店街の飯島加奈さんは「あきらめていない姿勢が見え、勝利の瞬間は感動しました。商店街にこんなに人が集まるのもすべて藤井さんが魅力的だからだと思います。どれだけ強くなるのか、これからも期待して見守っていきたい」と話していました。