愛知県議会議員の資産公開 平均額は3554万円

ことし4月の愛知県議会議員選挙で当選した102人の土地や預貯金などの資産の報告書が公開されました。
1人あたりの平均額は3554万円、最も資産額が高い議員は4億9032万円でした。

愛知県の条例では、県議会議員は議員としての任期が始まる日に保有する資産を報告することが定められていて、10日、ことし4月の選挙で当選した102人の資産の報告書が公開されました。
公開された資産は議員本人が所有する土地や建物の固定資産税の課税標準額や、預貯金の総額、それに国債や社債などの有価証券の額面金額の総額などです。
NHKがその後辞職した議員1人を含めて集計したところ、土地や建物、預貯金、それに有価証券を合わせた、議員1人あたりの資産の平均額は3554万円でした。
総額が最も高かったのは清須市・北名古屋市及び西春日井郡選挙区選出の水野富夫氏の4億9032万円で、2番目は、岡崎市及び額田郡選挙区選出の新海正春氏の3億8205万円でした。
公開された報告書は10日から愛知県議会議事堂2階の議会図書室で、閉庁日を除く午前9時から午後5時15分まで閲覧することができます。