大同特殊鋼 星崎工場 屋外作業中に薬品かかり ２人やけど

２９日午前１０時４０分ごろ、名古屋市南区の大同特殊鋼の星崎工場で、屋外で作業をしていた作業員の顔に薬品がかかり、２人がやけどをして病院に搬送されました。警察は２人から話を聞くなどして当時の詳しい状況を調べています。

２９日午前１０時４０分ごろ、名古屋市南区大同町の大同特殊鋼の星崎工場で「薬品が漏れたようだ」と消防に通報がありました。
警察によりますと、２０代と４０代の男性２人が屋外で作業をしていたところ、薬品が顔にかかり、やけどをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
このほかにけが人や体調不良を訴える人はいませんでした。
大同特殊鋼によりますと、現場の星崎工場は１９３７年に建設され、現在はステンレス鋼のほか、チタン合金などの高機能材料の生産を行う拠点だということです。
また、作業員にかかった薬品は、皮膚に接触すると有毒な「フッ化水素酸」だということです。
警察は２人から話を聞くなどして当時の詳しい状況を調べています。