愛知県9月議会開会 大雨被害の農家支援など補正予算案提出

愛知県の9月定例議会が27日開会しことし6月の記録的な大雨で被害を受けた農家に対する支援などを盛り込んだ補正予算案が提出されました。

愛知県が提出した補正予算案は、一般会計の総額で158億2200万円余りとなっています。
この中には、ことし6月の記録的な大雨で被災した農家の支援のため、農業用機械の修繕費や肥料の購入費などとして5億円が計上されています。
本会議で、大村知事は「被災した農業者が営農を継続できるよう、必要な経費を支援していく。大雨などの災害の発生に備え緊張感を持ちながら、県民の安全・安心の確保に向けてしっかりと取り組んでいく」と述べました。
補正予算案には、このほか、県が進める「休み方改革」の一環で、平日など、観光地がすいている時期に旅行に行くよう呼びかける「あいちスキ旅キャンペーン」のPR費用などとして1900万円余りも盛り込まれています。
愛知県の9月定例議会は、10月19日まで開かれます。