北アルプス乗鞍岳で初霜を観測 平均より9日遅く

北アルプスの乗鞍岳の岐阜県側の登山口になっている畳平で、25日、初霜が観測されました。
過去10年の平均より9日遅いということです。

乗鞍スカイラインの管理事務所によりますと、25日6時前、標高およそ2700メートルの畳平にある鶴ヶ池の周辺でパトロールしていた職員が霜が降りているのを見つけました。
10日ほど前までは同じ時間帯の気温が10度近くありましたが、ここ数日で急に涼しくなり、25日は2度まで下がっていたということです。
初霜の観測は去年より27日遅く、過去10年の平均より9日遅いということです。
乗鞍スカイラインは3年前の大雨で崩落した場所が復旧工事を行った後の去年9月に再び崩れたため、ことしは通れなくなっています。