岐阜 市民参加でまちづくり考えるシンポジウム

地域の課題解決のため市民が積極的に参加したまちづくりを考えるシンポジウムが岐阜市で開かれました。

このシンポジウムは人口減少などの課題を抱える地方都市において、地域の活性化のために市民が積極的に参加してまちづくりのあり方を考えてもらおうと、岐阜市の市民団体や岐阜大学などが開きました。
シンポジウムには岐阜市と飛騨市の市長がパネリストとして招待され、このうち、岐阜市の柴橋正直市長は公民館の機能を強化させた自治会の活動支援や、地域の窓口となる市の職員を専門に配置するなど、地域との連携強化を進めている事例を紹介しました。
また、飛騨市の都竹淳也市長は、地域の課題に向き合うまちづくりの担い手を子どものころから家庭と学校、地域が一体となって育成していく取り組みについて説明しました。
このほか地域で行う防災活動がよりよい町づくりにつながっている事例などを防災士などが紹介していました。
シンポジウムを主催した市民団体の田中勲さんは「自分たちで考えて動くことがよりよい社会やまちづくりにつながります。小さな一歩でかまわないので、何らかの行動に変えてもらいたいです」と話していました。