愛知県 コロナ感染者は微減 引き続き感染対策呼びかけ

9月17日までの1週間に定点把握された愛知県の新型コロナウイルスの感染者数は1医療機関あたりの平均で22.74人となり、2週連続で前の週を下回りました。
ただ、減少幅はわずかで県は引き続き場面に応じた感染対策を呼びかけています。

愛知県は県内195の医療機関で行われた定点把握による今月17日までの1週間の感染状況を発表しました。
それによりますと、感染者数はあわせて4435人で前の週から213人減りました。
1医療機関あたりの平均は22.74人で、前の週の23.84人と比べて1.1ポイント減り、2週連続で前の週を下回りました。
一方、新型コロナに感染して県内の医療機関に入院している人は、20日夜の時点で1019人で、今月13日時点と比べて45人減り、感染者のための病床使用率も54.9%で2.9ポイント下がりました。
このうち、重症患者の数は今月13日の時点から1人増えて16人でした。
愛知県は感染者数と入院患者数ともに減少したものの、ほぼ横ばいの状態だとして、場面に応じて換気や手洗い、手指の消毒、マスクの効果的な場面での着用などの基本的な感染対策を呼びかけています。