地下鉄桜通線 16日から運行本数削減へ

名古屋市交通局は、新型コロナウイルスの流行が始まって以降、利用客が減少した状態が続いているとして、地下鉄桜通線のダイヤを16日から改正します。
これにともない1日の運行本数が平日は32本、土日・休日は10本減少することになります。

名古屋市交通局は、名古屋市中村区の太閤通駅と緑区の徳重駅を結ぶ地下鉄桜通線の利用客が減っていることから、16日から、利用客が少ない時間帯の運行本数を減らすダイヤ改正を行うことになりました。
これにより、▼平日は、午前10時から午後3時までの運転間隔をこれまでの7分30秒から10分に広げることで32本減らし、▼土日と休日は、午前7時から午前9時までの運転間隔を6分から7分30秒にして10本減らすということです。
交通局によりますと、桜通線の1日の平均乗客数は新型コロナウイルスが流行する前の2019年に20万5000人ほどだったのに対し、2022年は17万7000人余りと、1割以上減っていてことしに入ってからも、完全に回復する見通しが立っていないということです。
名古屋市交通局が、新型コロナの影響で、運行本数を減らすのは、2022年の東山線に続いて2路線目です。