愛知県 インフルエンザ流行期に入る

愛知県は14日、県内の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が流行開始の目安を超え、インフルエンザが流行期に入ったと発表しました。
県内の学校では学級閉鎖が相次いでいます。

インフルエンザの流行は、1つの医療機関あたりのインフルエンザの患者数で「流行入り」の判断をしていて、愛知県によりますと9月10日までの1週間に、県内195か所で1つの医療機関あたり4.89人となり、流行入りの基準となる1人を超えました。
このため愛知県は14日、インフルエンザが流行期に入ったと発表しました。
インフルエンザの流行入りの判断については、毎年9月に始まっていて、ことしはその最初の週で流行入りしたことになりました。
昨年度・2022年度は1月だったため4か月ほど早く、例年と比べても2か月ほど早くなっています。
学校ではインフルエンザによる学級閉鎖が相次いでいて、愛知県内で14日学級閉鎖の措置を取った公立の小中学校と高校は、42校で56クラスとなっています。
愛知県はマスクの着用やこまめな手洗いを徹底することなどを呼びかけています。