愛知・大村知事「枠組み離脱の名古屋市も休日を」

11月下旬に、愛知県内の市町村などが独自に休みの日に指定できる「県民の日学校ホリデー」をめぐり、愛知県の大村知事は「多くの県民が期待している」として、枠組みから離脱を決めた名古屋市も、ほか市町村と同様、休日を設けるのが望ましいという認識を示しました。
11月下旬に、愛知県内の市町村や公立の学校などが独自に休みの日に指定できる「県民の日学校ホリデー」について、名古屋市の河村市長は、12日、市内の学校の休みを県が主導するのはおかしいとして枠組みに加わらないことを決めました。
これについて、愛知県の大村知事は、記者会見で「突然のことで驚いているというのが率直なところだ。そもそも、去年の12月の県議会で、『あいち県民の日』条例を作っており各市町村や教育委員会の協力を得て、全部、積み上げてやってきた」と述べました。
その上で「名古屋市では今年度の休日は実施したうえで、来年度以降どうするのかこれから検討すると聞いているが、多くの皆さんの期待を踏まえ、適切に対応していただいた方がいいのではないか」と述べ、名古屋市も、ほかの市町村と同様「県民の日学校ホリデー」を設けるのが望ましいという認識を示しました。