「ラーケーションの日」導入市町村の9割で来月末までに開始

公立学校の児童や生徒が保護者の休みにあわせて家族で校外での活動をする「ラーケーションの日」は、来月末までに、導入予定の市町村の9割で始まることになりました。大村知事は「『ラーケーションの日』を契機に、家族で豊かな時間を過ごしてほしい」と積極的な活用を呼びかけました。

「ラーケーションの日」は、愛知県が「休み方改革」の一環として全国で初めて導入を決めていて、県は4日、市町村ごとの開始時期を公表しました。
それによりますと、夏休み明けから今月末までに開始するのが、一宮市、豊橋市など14市町村、来月末までに開始するのが、豊田市や瀬戸市など34市町村で、来月末までに、導入予定の市町村の9割で始まることになりました。
その後、11月には田原市などで、1月には春日井市で始まり、導入予定の53市町村すべてで実施されます。
このほか、県立高校や特別支援学校あわせて178校は11月末までに全校で開始される予定です。
愛知県の大村知事は記者会見で「『ラーケーションの日』を契機に、休暇を取り、子どもと豊かな時間を過ごしていただきたい。教員も子どもと一緒に休みを取って、校外学習をすることがあってもいいと思う」と述べ、積極的な活用を呼びかけました。