岐阜公園 来園者増目指し物販施設・芝生広場整備へ

岐阜市にある岐阜公園の来園者を増やそうと市は飲食店などが入る複数の施設や芝生広場を整備することを決めました。

金華山のふもとにあり岐阜市の観光拠点となっている岐阜公園は、おととしの来園者数が63万人と新型コロナの感染拡大前の6割ほどに落ち込んでいましたがその後は回復傾向となっています。これを受け、公園を管理する市は来園者をさらに増やそうと、園内に物販施設などを整備することを決めました。

具体的には飲食店や土産店などが入る複数の施設のほか、イベントが開催できる広さ500平方メートル以上の芝生広場、それに駐車場を新たに整備する方針です。市は8月から整備や施設の運営を行う事業者を募集し、来年度から工事にとりかかることにしていて、再来年3月までのオープンを目指しています。

将来的な来園者数は年間150万人を目標にしていて、市は「コロナ禍前よりも多くの方に来てほしい。施設などが完成したあともさらに整備する予定です」としています。