愛知県犬山市の学校や公園からくぎ1758本見つかる

愛知県西尾市の公園で小学生が地面に打ち込まれたくぎで足に大けがをしたことを受けて、犬山市が市内の小中学校の運動場や公園などを調べたところ、あわせて1700本余りのくぎや金属製のくいが見つかりました。

ことし4月、西尾市の公園でソフトボールの練習をしていた小学生が地面に打ち込まれたくぎで大けがをしたことを受け、犬山市は8月31日までに市内の小中学校の運動場や市が管理する公園など168か所を目視や金属探知機で調べました。
その結果、これまでに32か所から、地面に打ち込まれたまま放置されたくぎや金属製のくい、あわせて1758本が見つかりました。
くぎなどが見つかった32か所の内訳は小中学校が12か所、保育園や幼稚園が6か所公園やグラウンドが14か所、だということです。
くぎなどの多くは野球のベースの位置や陸上のコースの目印として打ち込まれたとみられるということです。
市はすでに737本を撤去し、残りも9月末までに、安全性の高い目印に取り替えることにしています。
また、金属探知機でまだ調べられていない場所も10月末までに、あらためて調べた上で、くぎなどが見つかった場合は撤去することにしています。
市は公園の利用者に対し、くぎなどを打ち込まないよう呼びかけています。