夏休み終わり多くの学校で始業式 暑さ対策で教室でも

愛知県や三重県内の多くの小中学校で始業式が行われ、子どもたちが友だちとの久しぶりの再会を喜びました。

名古屋市守山区の大森小学校では全学年の児童400人ほどが体育館に集まり、栗本和明校長が「学校はチームなので困ったことがあってもみんなで協力して乗り越えよう」とあいさつしました。
このあと6年生の教室では夏休みの宿題を提出したあと、担任の先生が夏休みに行った屋久島の思い出を話し、釣り上げた魚の写真などを紹介すると子どもたちは驚いていました。
夏休みに長野に行ったという男の子は「長野でトンボを捕まえました。2学期は苦手な算数を頑張りたいです」と話していました。
また、岐阜に行ったという女の子は「キャンプ場に行って川で泳いだり、虫を捕ったりして遊びました。久しぶりに友だちの顔が見られてうれしいです」と話していました。
一方、三重県津市の修成小学校では冷房が効いた教室で始業式に臨みました。
厳しい暑さによる熱中症を防ぐため体育館での始業式は行わず、子どもたちは冷房が効いたそれぞれの教室で参加し、小林まり子校長が画面越しに「2学期は自分や友だちのいいところをたくさん見つけて褒めたり、認め合ったりしましょう」と呼びかけました。
6年生の女子児童は「コロナが収まってきたので体育館で始業式を迎えたかったですが、教室でも校歌を歌い校長先生の話を聞けたのでよかったです」と話していました。
また、男子児童は「夏休みはキャンプに行きカレーやピザを作ったのが楽しかったです。2学期は算数をがんばりたい」と話していました。