名古屋に本社ある「グッドスピード」不適切な請求30件と発表

名古屋市に本社がある中古車販売会社「グッドスピード」は、損害保険会社から過去の保険金の請求に関する調査の協力を求められていることを受けて自主的に調査した結果、30件の不適切な請求が見つかったと明らかにしました。
名古屋市に本社がある中古車販売会社の「グッドスピード」は、23日、損害保険会社から過去の保険金の請求について調査の協力を求められ、対応していることを明らかにしました。
会社は、24日夜、7月から自主的に調査を行った結果、ことし4月から8月8日までのおよそ4か月間に損害保険会社4社に対し、保険金を請求した1051件のうち30件の不適切な請求が見つかったと明らかにしました。
不適切な請求額はあわせて63万3950円だということです。
具体的には、作業開始時に予定していたバンパーの内部の塗装を必要ないと判断し、作業内容を変更したにもかかわらず請求額に算入し過大に請求していたケースなどがあったということです。
会社は、実際に作業を行う人と、作業後に保険金の算定を行う人が異なり、確認作業が不足していたと説明しています。
会社は、今後、社外の弁護士などでつくる調査委員会の設置を検討するほか、再発防止の取り組みを進めることにしています。