名古屋「ぼくの絵わたしの絵展」愛知の子どもたちの作品を展示

子どもの絵画コンクールで、全国10万点あまりの中から優れた作品に選ばれた、愛知県の子どもたちの作品展が22日から名古屋市で始まりました。

22日から始まった「ぼくの絵わたしの絵展」は教育美術振興会が主催する子どもの絵画コンクールで昨年度の応募作およそ10万5千点の中から「特選」に選ばれた作品を展示するものです。
このうち、会場のNHK名古屋放送センタービルには「特選」に選ばれた愛知県内の幼稚園や保育所、小中学校、それに特別支援学校の子どもたちが描いた作品、76点が並んでいます。
名古屋市の保育園児の「水遊び」という作品は、水遊びを楽しむ子どもの周りに勢いよく上がる水しぶきが、濃い青色で力強く描かれています。
また、豊橋市の中学3年生の作品は、教室でキャンバスに向かう女子生徒の後ろ姿を描いた作品で、髪の毛やセーラー服の光沢が巧みに表現されています。
会場を訪れた名古屋市の60代の男性は「最近の子どもはあまり絵を描かないのかなと思っていましたが上手に描けていますね」と話していました。
この作品展は名古屋市東区のNHK名古屋放送センタービルで8月31日まで開かれています。