台風７号　東海地方　交通への影響まとめ

台風７号の接近に伴う交通機関への影響です。
【新幹線】
東海道新幹線は１５日終日、名古屋駅と新大阪駅の間で運転を取りやめ、東京駅と名古屋駅の間でも大幅に本数を減らした臨時ダイヤでの運転となっています。
「のぞみ」はおおむね１時間あたり４本程度で、「ひかり」は終日運転をとりやめる予定です。
「こだま」は東京駅と名古屋駅の間、東京駅と浜松駅の間でそれぞれ１時間に１本程度を運転するということです。
ただ、東京と名古屋の間でも、強い雨と風が予想され、長時間の運転見合わせが発生する可能性があるということです。
また、グリーン車を除くすべての席を自由席とし、山陽新幹線との直通運転は終日取りやめます。
【ＪＲ在来線】
ＪＲの在来線では、東海道本線が豊橋駅と米原駅の間、関西本線は名古屋駅と亀山駅の間、亀山駅と京都の加茂駅の間の上下線で、それぞれ始発から運転を見合わせています。
中央本線は名古屋駅と中津川駅の間で終日運転を見合わせ、中津川駅と塩尻駅の間は１５日正午以降、運転を取りやめ終日運転を見合わせます。
紀勢本線、名松線、参宮線、武豊線、太多線は始発から全線で終日運転を見合わせます。
高山本線は、岐阜駅と猪谷駅の間の上下線で終日運転を見合わせます。
飯田線は豊橋駅と天竜峡駅の間で終日運転を見合わせ、天竜峡駅と辰野駅の間では始発から本数を減らして運転する予定です。
ＪＲの特急では１５日、名古屋駅と金沢駅を結ぶ「しらさぎ」、名古屋駅と富山駅・高山駅を結ぶ「ひだ」、名古屋駅と紀伊勝浦駅を結ぶ「南紀」、豊橋駅と飯田駅を結ぶ「伊那路」が全ての列車を運休します。
名古屋駅と長野駅・松本駅・白馬駅を結ぶ「しなの」は上下６本が全区間で運休するほか、一部が区間を短くして運行するということです。
【ＪＲ以外】
名鉄は空港線が始発から終日運転を取りやめています。
また、１５日午前１０時以降は瀬戸線を除くすべての路線で列車の運転を取りやめました。
一方、瀬戸線は、計画運休は実施しませんが、台風の影響しだいでは遅れや運休が発生する可能性があるいうことです。
近鉄は１５日の始発からすべての特急列車を運休させるほか、すべての路線で全区間の運休を決めました。
【高速道路】
中日本高速道路は、１５日の朝から１６日の夜にかけて各地の高速道路で通行止めの可能性があるとしています。
このうち、名古屋第二環状自動車道は内回り・外回りともに愛知県の飛島北ＩＣから飛島ジャンクションの間で１５日午前１０時から通行止めになっています。
伊勢湾岸自動車道は、三重県川越町のみえ川越インターチェンジから愛知県東海市の東海ジャンクションまでの上り線と、東海ジャンクションから三重県朝日町のみえ朝日インターチェンジまでの下り線で、１５日午前１０時から通行止めになっています。
東名高速道路と、新東名高速道路では１６日の朝から夕方にかけて、一部の区間で通行止めにする予定だとしています。
出かける前にはホームページなどで最新の情報を確認してほしいと呼びかけています。
【航空】
中部空港では１４日、一部の便で欠航が出ましたが、１５日も国内線の出発便７７便、国内線の到着便６３便、国際線の出発便１４便、国際線の到着便１２便の欠航が決まっています。
また、県営名古屋空港を発着する「ＦＤＡ＝フジドリームエアラインズ」は１５日発着する５０便すべての欠航が決まっています。
航空各社は、ホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。