台風接近で三重県の一見知事が県民や観光客に注意呼びかけ

台風7号の接近に伴い三重県は13日、対応などを確認する臨時の会議を開き、一見知事が県民に対し事前の備えや適切な避難を呼びかけました。

三重県の臨時の会議には一見知事や県の幹部のほか、津地方気象台の職員などが参加しました。
この中で気象台の職員は台風7号は15日ごろには東海地方へかなり接近し、上陸するおそれがあることなどを説明し、暴風に厳重に警戒し、うねりを伴った高波、土砂災害などに警戒してほしいと伝えました。
一見知事は各部局の幹部に対し、県民の命を守ることを最優先に考え、万全の備えをしておくよう指示しました。
会議のあと一見知事は県民に向け「台風接近の前に、ハザードマップや避難所を確認し、備蓄や蓄電、風で物が飛ばないようにするなど備えてほしい」と呼びかけました。
その上で「観光や帰省で来ている人は慣れていない場所で被害にあう可能性があるので事前に情報収集をしてほしい」と述べました。