春日井市民病院技師をセクハラで懲戒処分

愛知県の春日井市民病院で50代の男性技師が、複数の職員に対し髪や肩をさわるなどのセクハラを行ったとして、市は、この技師を停職1か月の懲戒処分にしました。

停職処分を受けたのは春日井市民病院に勤務する50代の男性の医療技師です。
春日井市によりますと、技師はおととし4月からことし5月まで、病院に勤務する少なくとも8人の女性職員に対し髪や肩をさわったり、不快にさせる発言をしたりしたということです。
上司が、同じ部署の女性職員の様子がおかしいことに気づき、話を聞いたことで発覚したということです。
この技師は、市の聞き取りに対し、「親しみを込めて行ったもので、他意は無かった。大切な同僚や仲間を傷つけてしまい、反省している」と話しているということです。
このほか、同じ春日井市民病院の、40代の女性看護師が運転免許証が失効していたにもかかわらず、7月までの1年間、自家用車を運転していたとして、減給10分の1、1か月の懲戒処分となりました。
春日井市民病院の成瀬友彦院長は、「職員が起こした不祥事は市民の皆様の信頼を失墜させる行為であり、心からお詫び申し上げます。職員への指導・教育を徹底し、再発防止に全力で取り組みます」とコメントしています。