愛知県安城市の七夕まつり コロナ感染拡大前の規模で開幕

色鮮やかな竹飾りが街を彩る愛知県安城市の夏の風物詩「安城七夕まつり」が、新型コロナウイルスの感染拡大前と同じ規模で4日から始まりました。

「安城七夕まつり」は色鮮やかな竹飾りが街を彩る夏の風物詩ですが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って令和元年から3年間中止され、去年は規模を縮小して開催されました。

ことしは新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行されたことから祭りの規模を感染拡大前に戻してきょうから始まりました。

歩行者天国となっている道路には、長さ7メートルほどの竹に色鮮やかな吹き流しやくす玉などが飾り付けられ、浴衣姿の親子連れなどが吹き流しの下で写真を撮ったりしてにぎわいが戻った祭りを楽しんでいました。

会場の一角には、願い事を書いた短冊を飾るコーナーもあり、「もう少し夏が涼しくなりますように」とか、「ロシアとウクライナの戦争が終わりますように」など思い思いの願いが書かれていました。

岡崎市から子どもと訪れた女性は、「以前は独身の時に来ましたが、祭りが中止されている間に子どもが生まれてたのできょうは子どもと来ました。独身の時とは違う楽しさを味わっています」と話していました。

安城七夕まつりは6日まで開かれます。