名古屋守山区で不発弾処理続く

6月、名古屋市守山区の工事現場で不発弾が見つかったことを受け、30日、周辺に住む住民2400人あまりに避難を求め、不発弾を処理する作業が行われています。
6月22日、名古屋市守山区小幡南の道路の幅を広げるための工事現場で、重さおよそ250キロの不発弾が見つかりました。
これを受けて30日午前10時ごろから、陸上自衛隊が不発弾を処理する作業を行っています。
作業に先立って、不発弾が見つかった場所から半径およそ300メートルの範囲の住民、1170世帯2400人余りを対象に避難が呼びかけられ開設された4つの避難所に午前11時時点で39人が避難していました。
また、作業にあわせて、午前9時ごろから、名鉄瀬戸線の栄町駅から尾張旭駅の間が運転を見合わせ、午前9時半ごろから一部の道路が通行止めになるなど、交通規制が行われています。
作業は、午前11時すぎの時点でも続けられていて、対策本部によりますと起爆装置に当たる信管2つのうち1つが取り除かれました。
この後、残りの信管が取り除かれ安全が確認されれば、不発弾が運び出され、現場周辺の交通規制なども解除される見通しです。