ビッグモーター 西尾市の店舗前の街路樹枯れる 愛知県の調査

中古車販売会社「ビッグモーター」が、店舗前に清掃の一環で除草剤をまき、街路樹に影響が出ていたと明らかにしたことを受けて、愛知県が調べたところ、西尾市の店舗前の街路樹が枯れていたため、県が伐採していたことが分かりました。

「ビッグモーター」は25日の記者会見で、店舗の前を清掃する一環で、街路樹の中に生えている雑草に除草剤をまき、植木や街路樹に影響を与えたことがあったと明らかにしました。
これを受けて、愛知県が、県が管理する道路沿いにある「ビッグモーター」10店舗を調べたところ、西尾市の「ビッグモーター西尾店」の前の街路樹が枯れていたため、県が伐採していたことが分かりました。
県はこれまでに高さ3メートル以上の木と、高さ1メートル未満の低木のサザンカについて、枯れたものから伐採したということです。
愛知県は、街路樹が枯れたことと店舗との因果関係は分かっていないとして、伐採した当時の状況について確認を進めるとともに、今後、店舗側への聞き取りや、土壌調査の実施も検討することにしています。