愛知・大村知事 今後4年間に取り組む重点政策公表

愛知県の大村知事は、今後4年間に取り組む重点政策を公表し、この中では今年度から「休み方改革」に本格的に取り組むことや、災害時に救援物資などが集まる防災拠点を2027年の開業を目指して整備することなどを盛り込んでいます。

ことし2月から4期目の任期に入った愛知県の大村知事は、24日の記者会見で、2026年度までの4年間に取り組む重点政策とロードマップを公表しました。
この中では、今年度から公立学校で平日に登校しなくてもいい日を設ける「ラーケーション」を始め、休み方改革の取り組みを全国へ広げていくほか、2026年の「アジア・アジアパラ競技大会」に向けて今年度は、競技・輸送・警備などの大会計画を作成するとしています。
また、スタートアップの支援拠点「STATION Ai」の来年10月の開業に向け、海外の有力な支援機関や大学と連携事業を実施することや、災害時に救援物資などが集まる「基幹的広域防災拠点」の2027年の開業を目指し整備を進めることなども盛り込んでいます。
大村知事は「愛知が誇る日本一の産業集積を更に成長させ、『住みやすさ日本一の愛知』『進化する愛知』を作っていく」と述べました。