岐阜 多治見 “うながっぱうちわ”で熱中症予防を呼びかけ

厳しい暑さが続く中、岐阜県多治見市では市のマスコットキャラクターの「うながっぱ」を印刷したうちわを配って熱中症予防を呼びかけました。

うながっぱは16年前の8月、多治見市で当時の国内最高気温、40.9度が観測されたことをきっかけに生まれたマスコットキャラクターです。
24日も午前中から晴れて気温が上がる中、JR多治見駅前では市の職員とうながっぱがうちわを配りながら「水分をこまめにとりましょう」などと呼びかけ、受け取った人たちもさっそくあおいで、暑さを和らげていました。
多治見市では、毎年、うながっぱを描いたうちわを配って熱中症防止を呼びかけていて、ことしはロシアによるウクライナ侵攻などを受けて「ピースアンドスマイル」といった言葉も入れ、キャラクターをデザインした漫画家のやなせたかしさんの平和を求める思いにちなんだ絵柄にしました。
地元の子どもたちは「うちわをあおいで暑さ対策をしたい」とか「ちゃんと水分補給をして公園で遊んで楽しい夏にしたい」などと話していました。
多治見市ではこのうちわをJR多治見駅周辺で8月24日までの4と9のつく日に、1日200枚限定で配布し、熱中症の予防を呼びかけていくことにしています。