電動車いすサッカーを体験 愛知 東海

障害者スポーツの1つで、重い障害がある人でも参加できる電動車いすを使ったサッカーを体験するイベントが16日に愛知県東海市で開かれました。

この体験会は、ことし4月、東海市を拠点に結成された電動車いすサッカーのチーム「太田川ORCHID」が開いたもので、障害がある人などおよそ20人が参加しました。
電動車いすサッカーは、1チーム4人で、電動車いすの足元に取り付けたフットガードでボールを蹴り、ゴールを狙う競技で、重い障害がある人でも参加することができます。
体験会に参加した人たちは、電動車いすに乗り、チームのメンバー2人の見本を見ながら、ボールをパスしたりドリブルをしたりする練習を体験していました。
参加した障害者の1人は「なかなか車いすでできるスポーツがないので、またやってみたいです。ボールをコントロールするのが難しいけど、うまくできたら楽しい」と話していました。
「太田川ORCHID」代表、佐藤仙務さんは「電動車いすサッカーは、最も重度な障害を抱えた人でもできるスポーツで、障害のある人に楽しんでほしいし、地元の人に応援されるチームを作っていきたい」と話しています。