自校生徒にわいせつ行為 県立高校の男性教諭を懲戒免職 愛知

みずからが勤務する高校の女子生徒に対し、わいせつな行為をしたとして、愛知県教育委員会は、県立高校の男性教諭を、14日付けで懲戒免職の処分にしました。

懲戒免職の処分を受けたのは、尾張地区の県立高校に勤務する41歳の男性教諭です。
愛知県教育委員会によりますとこの教諭は、去年11月末からことし3月11日までのおよそ3か月間、勤務する高校に通っていた当時3年生の女子生徒と、SNSで連絡を取り合ったうえ、複数回にわたって校外で会い、自分の車やホテルでわいせつな行為をしたということです。
女子生徒が、卒業後のことし5月、以前から相談していた別の教諭に男性教諭と交際していることを伝えたことから発覚しました。
教育委員会の聞き取りに対し、教諭は「自分の未熟さや思慮の浅さが招いたことだと考えている。教員として、あるまじき行為によって、生徒に苦痛と癒えない傷を負わせてしまい、深く反省している」などと話しているということです。
愛知県教育委員会は「学校や教職員に対する信頼を損ない、深くおわびします。今後、研修会などを通じて、不祥事の根絶を図っていきます」と話しています。