東海・北陸 非常に激しい雨のおそれ 土砂災害に警戒

活発な前線の影響で、9日の東海・北陸地方は広い範囲で雨が降っていて、9日夜のはじめごろにかけて、局地的に雷をともない非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象台は土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水や河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。
活発な前線の影響で、9日の東海・北陸地方は広い範囲で雨が降っていて、午前7時20分までの1時間に名古屋市で29.5ミリ、愛知県蟹江町で21.5ミリ、愛知県豊田市小原で20.5ミリの強い雨を観測しました。
気象台によりますと、前線が本州付近に停滞するため、東海地方では9日夜のはじめごろにかけて、局地的に雷をともない非常に激しい雨が降り、北陸地方では10日夜遅くにかけてところによって1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
9日、1時間に降る雨の量はいずれも多いところで、岐阜県で50ミリ、愛知県、三重県、静岡県、石川県、富山県、福井県で30ミリと予想されています。
10日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、岐阜県と石川県、それに富山県で100ミリ、福井県で80ミリなどとなっています。
気象台は、土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水や河川の増水に十分注意し、落雷や突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。