愛知県感染症対策連携協議会の初会合

新型コロナウイルス対策の課題を踏まえ、新たな感染症が発生した場合の対応などを検討する愛知県の協議会の初会合が開かれ、感染者に対応する医療機関と一般医療を担う医療機関の役割分担をふだんから整理しておくことなどを確認しました。

県庁で開かれた「愛知県感染症対策連携協議会」の初会合には、県や自治体、医療機関や消防などの担当者50人が出席しました。
この中で、県の担当者は、新型コロナウイルスの感染拡大時に病床の確保がうまく進まなかったという課題を踏まえ、県の「感染症予防計画」を改定し、病床の数や発熱外来を設ける医療機関の数などを明記することを説明しました。
また、新たな感染症に速やかに対応できるよう、感染者に対応する医療機関と一般医療を担う医療機関の役割分担をふだんから整理しておくことや、民間の検査機関や宿泊療養施設を提供するホテルなどとあらかじめ協定を結んでおく方針を説明しました。
協議会では、県の方針が了承され、今年度中に感染症予防計画を改定することを目指して検討を重ねていくことを確認しました。