名古屋場所の土俵作り進む 愛知県体育館

大相撲名古屋場所が7月9日に初日を迎えるのを前に、会場となる愛知県体育館で土俵作りが進んでいます。

大相撲名古屋場所の土俵作りは名古屋市中区にある愛知県体育館で4日から始まっていて、取組の前に力士を紹介する「呼出」の40人あまりが、作業にあたっています。
およそ7メートル四方の土俵は、東京・両国の国技館の土俵と同じ土が持ち込まれていて、呼出たちが「たこ」や「たたき」と呼ばれる木製の道具できれいに固めていました。
また土俵の俵を作る作業では、土を俵に詰めてビール瓶を使って形づくった後、俵を円形につなげていくなどしました。
土俵は6日、完成するということです。
まとめ役を務める三役格呼出の重夫さんは「力士が気持ちよく相撲をとれるように土俵を作りたい。東海地方ゆかりの力士もいるので名古屋場所で“推し”の力士を見つけてほしい」と話していました。
大相撲名古屋場所は7月9日に初日を迎えます。