「休暇のあり方」提言へ 大村知事がリーダー務めるチーム

休暇のあり方を検討している全国知事会のプロジェクトチームは、個人の祝日を設けて柔軟に休めるようにすることや、サプライチェーン一体となった休み方改革に取り組むよう企業などに求める提言をまとめました。
全国知事会は、プライベートの時間を充実させることで、仕事の効率を上げ、経済の活性化につなげようと、愛知県の大村知事がリーダーを務める「休み方改革プロジェクトチーム」を設置して具体策を検討していて、このほど、提言を取りまとめました。
この中では、個人の祝日を設けて柔軟に休めるようにすることや、発注先などにしわ寄せが出ないよう、サプライチェーン一体となった休み方改革に取り組むこと、それに家族の休暇にあわせて子どもが平日に休むことができる環境整備に取り組むことなどを求めています。
また、提言にあわせて、休み方改革の事例集もまとめられこの中では、子どもが生まれる男性職員が14日以上の休暇を取得できなかった場合に「不取得理由書」を提出することで、休むことが当たり前という意識を浸透させる佐賀県庁の取り組みなどが紹介されています。
プロジェクトチームでは、関係省庁や経済団体などに対し、提言を提出することにしています。