5月の有効求人倍率 前月比で岐阜は↑も愛知→・三重↓

5月の東海3県の有効求人倍率は岐阜が前の月を上回った一方、愛知は横ばい、三重は前の月を下回りました。
労働局は雇用の回復傾向が継続されているとしつつも、エネルギー価格や原材料価格の上昇などが雇用に与える影響を引き続き注視する必要があるとしています。

東海3県の労働局によりますと、仕事を求めている人ひとりに何人の求人があるかを示す5月の有効求人倍率は企業の求人数を働く場所ごとに集計した「就業地別」で、岐阜県は1.64倍で前の月(1.61)を上回り、愛知県は1.31倍で前の月と同じ水準でしたが、三重県は1.51倍と前の月(1.53)を下回りました。
愛知労働局の代田雅彦局長は「雇用状況の回復傾向が継続している」という認識を示したうえで、「これまで新型コロナウイルスの影響を受けてきた宿泊・飲食サービス業など一部産業における求人の動向の把握に努めるとともにエネルギー価格や原材料価格の上昇などが雇用に与える影響について引き続き注視する必要がある」としています。