愛知県 新型コロナ感染者数 7週連続で増加

6月25日までの1週間に「定点把握」された愛知県の新型コロナウイルスの感染者数は1医療機関あたりの平均で8.03人で「定点把握」での公表を始めて以降、7週連続で増加しています。

愛知県は、県内195の医療機関で行われた定点把握による今月25日までの1週間の感染状況を発表しました。
それによりますと、感染者数はあわせて1565人で前の週より157人増えました。
感染者の年代別では、▼10代が294人で最も多く、次いで▼20代が231人、▼30代が191人となっています。
1医療機関あたりの平均では、8.03人で、前の週の7.22人と比べて0.81ポイント増え、県が「定点把握」での感染者数の公表を始めた5月18日以降、7週連続で増加しています。
保健所別では、▼県所管で8.72人で、▼名古屋市で7.94人、▼豊橋市で5人、▼岡崎市で3.73人、▼一宮市で9.08人、▼豊田市で10.33人となっています。
また、新型コロナに感染して県内の医療機関に入院している人は、28日夜の時点で336人で、6月21日の時点と比べて8人減り、感染者のための病床使用率は23.3%で、0.1ポイント下がりました。
このうち、重症患者の数は7人で、6月21日の時点と比べて3人増えました。
愛知県の大村知事は「増加傾向にあるので、県民、事業者には場面に応じて換気、手洗いなどの基本的な感染防止対策をお願いしたい」と述べました。