愛知 “高校生外交官”が知事と面会

日米の高校生が互いの国を行き来して交流する「高校生外交官」のプログラムに愛知県内から参加する生徒2人が、27日、愛知県の大村知事と面会し、意気込みを語りました。
面会したのは、大手損害保険会社が主催する「高校生外交官」のプログラムに愛知県内から参加する名古屋大学教育学部付属高校2年の鈴木悠朔さんと名城大学付属高校2年の酒井雪初さんです。
鈴木さんは、7月、来日するアメリカの高校生と京都で10日間、生活を共にしながら環境問題などについて意見交換をしたり、茶道など伝統文化を体験したりして交流することを説明しました。
また、酒井さんは、7月から2週間、アメリカの東海岸に派遣され、地元の高校生と共同生活をするほか、政府機関の職員などと意見交換することを伝え、「誇りを持って愛知県の代表として魅力を伝えていきたい」と意気込みを語りました。
これに対し、大村知事は「愛知と日本の魅力をしっかりと発信をして、そこから参加者との交流に発展することを期待しています」と激励しました。
面会のあと、鈴木さんは「環境問題を伝えることに興味があり、言語や価値観の違いを超えて効果的に発信していくためには何がいいのか体感して、自分の力にしていきたい」と話していました。