アジア大会組織委員会が愛知県内の大学と連携協定結ぶ

3年後に愛知県内を中心に開催されるアジア競技大会で、愛知県内の大学が、大会の組織委員会と連携協定を締結し、学生たちが大会のPR活動や運営ボランティアなどに携わることになりました。

アジア競技大会を前に、6月愛知県内の52の大学が加盟する「愛知学長懇話会」と大会組織委員会が、連携協定を締結しました。
今後、協定に基づいて、懇話会に加盟する大学の学生たちが、大会のPRイベントを企画・実施するほか、ボランティアとして大会の運営をサポートしたり、開会式などの式典へ参加したりすることも検討するとしています。
また、大会前や大会期間中には、大学の競技施設を選手の練習場所として提供するなどの施設面での協力も進めたいとしています。
組織委員会の会長を務める愛知県の大村知事は「大会の成功と愛知・名古屋の活力の向上には柔軟な発想力やチャレンジ精神、エネルギーあふれる行動力がある若い皆さんの力が不可欠だ。活動を通じて積極的に地域やアジアとつながってほしい」と述べました。
中京大学スポーツ科学部4年の大坪実桜さんは「競技会場周辺で、アジア大会特有の競技のカバディやセパタクローの体験イベントを学生主体で開催し、スポーツを身近に感じてもらいたい」と話しました。