行きすぎた「校則」で電話相談受け付け 愛知県弁護士会

髪型の「ツーブロック禁止」や「靴下の長さはくるぶしが隠れるもの」など学校の行きすぎた「校則」の見直しにつなげようと、25日、弁護士による無料の電話相談が行われます。
これは、髪型や服装など行きすぎた校則が問題になるなか愛知県弁護士会が初めて行うもので、学校生活のルールに対する疑問や困りごとについて、子どもの権利に詳しい弁護士が相談に応じます。
弁護士会によりますと、ことし愛知県の県立高校の校則を調査した結果、防寒用のコートを着用する場合に「許可願」の提出を求める高校や、下校時間を男女で区別している高校も見つかったということです。
電話相談では、「校則で指導を受けて困っている」とか「校則を変えるための活動をしたいが、どう始めればいいか」といった疑問なども受けるということです。
弁護士会では、今回の相談を行きすぎた校則の見直しにつなげたいとしていて、「ふだん感じている校則に関する疑問など、子どもだけでなく保護者や教職員の方も気軽に相談してほしい」と話しています。
相談は無料で、午前10時から午後4時まで受けつけていて、電話番号は052−223−2355です。