「森林を借りてアウトドア」 三重・大台町で内覧会

森林に設けられた区画を借りて自由にアウトドアを楽しめるサービスが、三重県大台町で7月から始まるのを前に、利用希望者を対象にした内覧会が開かれました。
このサービスは新型コロナウイルスの影響でアウトドアの人気が高まる中、全国に広がっています。
24日は取り組みを始めた三重県松阪市の会社が大台町の森林で内覧会を開き兵庫県や名古屋市などから5人が参加しました。
森林にはおよそ660平方メートルある10区画が用意され、1年更新で6万6000円から7万7000円で借りられます。
この区画では、キャンプなど自由にアウトドアの活動を楽しむことができます。
参加した人たちはスタッフから、食材を買えるスーパーが町内にあることや、火を使う時の注意点などを聞きながら見学していました。
兵庫県尼崎市から訪れた60代の男性は「森林の雄大さがとてもいいと感じました。年間を通して楽しめる場所だと思うのでぜひ利用したい」と話していました。
サービスを始めた会社の岡田卓也代表は「都会の人に森林のよさを感じてもらいどう活用されるのか楽しみです」と話していました。
内覧会には24日と25日で30組あまりが参加する予定で会社が選んだ10組が7月から利用できるということです。