愛知県6月定例議会 少子化対策盛り込んだ補正予算案提出

愛知県の6月定例議会が19日開会し、育児休業の取得促進に取り組む中小企業や子育て世帯への支援策などを盛り込んだ補正予算案が提出されました。

6月定例議会に提出された補正予算案は一般会計の総額で21億7200万円余りで、このうち半分近くの10億5500万円余りが、少子化対策に充てられています。
本会議で大村知事は「少子化に歯止めがかけられるよう引き続き国と連携・協力して、子育て支援などの対策に全力で取り組んでいく」と述べました。
補正予算案には男性従業員が育児休業を取得した中小企業に奨励金を支給する費用として4億1400万円余り、1歳6か月健診や3歳児健診を受けた子どものいる低所得世帯に5万円を給付する費用として6億1900万円余りが計上されています。
このほか公立学校の児童や生徒が保護者の休みにあわせて学校を休める「ラーケーション」の導入に向けて、学校の事務を支援する職員の配置経費6億8700万円余りや、特別支援学校2校を開設するための基本設計の費用2億2400万円余りも盛り込まれています。
6月定例議会は、7月6日まで開かれます。