犬山市教委「男性教諭が男子生徒にわいせつ行為」

愛知県の犬山市教育委員会は市内の中学校に勤務する40代の男性教諭が6月、男子生徒の体を触るなどのわいせつな行為をしていたことを明らかにし陳謝しました。

犬山市教育委員会によりますとこの男性教諭は今月1日、だれもいない教室で男子生徒1人に声をかけキスをした上で、生徒の体を触ったり自分の体を触らせたりといったわいせつな行為をしたということです。
その数日後、教諭がふたたびこの男子生徒に声をかけたことから、生徒が別の教員に相談し、校長らが教諭に事情を聴いたところ、行為を認めたということです。
教諭は市教育委員会の聴き取りに対し「生徒にしてしまったことは非常に申し訳ないが、わいせつ行為に当たるとは考えていなかった」と話しているということです。
校長からの連絡を受けた警察は事情聴取を行っていて、教育委員会は警察の判断を踏まえた上でこの教諭の処分を決めることにしています。
犬山市教育委員会の滝誠教育長は「生徒や保護者をはじめ市民に多大なご迷惑やご心配をおかけして申し訳ない。今後こうした事案が2度と起きないよう努力していきたい」と陳謝しました。